倉庫・工場などに特化した高品質・低コスト・短工期で
無柱空間の「システム建築」

スイコウシステム建築

コラム

Column

システム建築が向いている建物って? 2階建ても建てられる?

物流拠点となる「倉庫」や「工場」を建てる際には、在来工法というタイプの建築方法が多く用いられていますが、こちらでご紹介するのは現在様々な用途・建設現場において、在来工法に代わる新しい建築工法として注目されている『システム建築』です。

すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、今回は、システム建築の基本的な内容と、実際にどのような建物の建設に向いているのか、そして2階建ても建てられるのか?といった、皆さまの知りたい疑問にお答えし情報をお伝えしていきたいと思います。

ぜひ最後までお読みいただき、今後の参考としていただけたら嬉しいです。

1. 在来工法に代わる新しい建築方法「システム建築」について

システム建築は、従来の在来工法による建築に比べて、より効率的かつ迅速な建築を可能にした新しい建築手法です。

システム建築では、建物を構成するために必要となる「部材の標準化」そして「建築生産プロセスのシステム化」を通じ、多くの工程において効率化を図り、現場での工期を大幅に短縮し作業効率向上を実現したものです。

 

例えば、建物の部品や建材が工場で一貫生産されていることも大きな特長です。

これにより高いレベルでの品質が保たれるだけではなく、建築材料の無駄を最小限に抑えると共に、建築現場での作業が大幅に削減されるようになりました。

さらにシステム建築では、モジュール化された仕様の採用によって、希望の用途別に最適な建物の設計や仕様の構築が容易になり、必要に応じて建物を拡張したり移設したりする際の柔軟性も高まっています。

 

このように建物の構成要素である「鉄骨」・「屋根」・「外壁」・「建具」等の部材やレイアウトの徹底的な“標準化”こそが、在来工法と比較し『短工期化』と『低価格化』を実現し、在来工法に代わる新しい建築手法としてシステム建築が非常に注目されている大きな理由です。

2. システム建築が向いている建物とは

■倉庫、物流センター

倉庫や物流センターでは、商品保管、梱包・発送のためのスペース、荷下・搬入のためのスペースや動線などを確保する必要があります。

システム建築の場合、プレハブ工法などに比べて柱を省いた広いスペースの確保が可能ですし、鉄骨造だからこそ実現できる建物自体の強度も十分です。

 

■工場

工場建設では、製造する製品によって建物内部に設備や生産ラインを設置・構築する必要があり、その設備自体に多額の費用が必要となります。

システム建築の導入で建物の建築費用の低コスト化が実現すれば、工場内部の設備面を充実させ、本来の事業を円滑運営できる環境を整えることができます。

 

■体育館や店舗

体育館や売り場面積を確保したい店舗は、柱を設けずに大きな空間を必要とし、在来工法で建てられることが一般的ですですが、システム建築も「最大無柱スパン60m、中間柱有りで最大120m」の空間確保が可能で、耐久性においても在来工法とほぼ同等です。

そして例えば、学校や施設ではなるべく短い工期での完工が求められます。

システム建築であれば在来工法に比べて短工期であり、耐久性や短工期、広さの確保などの面ではまさに体育館や店舗などの用途に最適な建築工法です。

3. 2階建ての建物も建てられる?

敷地面積が限られており、「敷地面積を有効活用したい」など、2階建てを検討することもあると思いますが、2階建てにもシステム建築は対応可能です。

 

例えば・・・

・1階=倉庫・店舗、2階=事務所 等

・1階=駐車スペース、2階=倉庫・展示スペース 等

このように、限られたスペースの中で色々な用途に合わせて無駄なく空間を利用することができます。

 

システム建築をベースに用途や希望に沿ったフレキシブルなプランも用意されていますので、こちらでは(株)横河システム建築が設計・製造するシステム建築「yess建築」を一例に詳細をご紹介しましょう。

 

■yess2F

2階建てをご希望の「工場」「倉庫」「事務所」向けのオーダーメイド型のシステム建築として、建物の用途・規模に合わせ、システム建築の基本要素と在来建築工法を組み合わせるなどによって、希望の空間を実現します。

 

~yess2Fの特長~

・1㎜単位で建物寸法の設定が可能

・ファサード、パラペット付き建物、部分2階、総2階、異種外壁等も対応可

 

このような特長を持ち、特に倉庫や商業施設を併設する建物に最適なシステム建築として、細かな要望にも応えられる汎用性を備えた自由設計型の商品です。

階高や2階の床部の積載荷重については、直接のご相談によって対応要否の判断が必要なケースもありますが、在来工法に比べると短工期・低コストというシステム建築の特長に変わりはありません。

 

階を分けることによって目的の異なる空間を設けることが可能な2階建てシステム建築は、空間の有効利用だけではなく、システム建築ならではのコスト抑制などのメリットがあります。

ぜひ選択肢の一つとして検討してはいかがでしょうか。

4. まとめ

今回は、システム建築が向いている建物、としていくつかの例と、2階建てにも活用いただける事などをご紹介しました。

当社がご案内しているシステム建築では、日本で唯一のシステム建築専用工場で製造される高品質な部材を使用したシステム建築として、現在多くの施工を展開しているサービスです。

そのシステム建築と、在来工法での倉庫建築経験が豊富な当社のノウハウを組み合わせ、お客様のご要望に沿った建築プランをご提案いたしますので、倉庫・工場のみならず、店舗や体育館など、システム建築をお考えのお客様はぜひ一度お気軽にご相談ください。

倉庫・工場などに特化した無柱空間の「システム建築」
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