建築を構成する細かい部材まで標準化されており、コンピューターと直結した専用工場で一貫生産されているため、材料手配がスムーズに行え、即時に工場制作を開始できます。そのため、従来の在来工法よりも工期を20％短縮する事を実現しました。
また、提携工場で在庫している、高品質な鋼板は合理的な設計工法により、在来工法の鉄骨重量の約30～40％まで軽量化を実現することで基礎、杭工事のコスト減になり、結果的に低コストに繋がっていきます。

工場や倉庫、スポーツ施設や店舗に至るまで大スパンの低層建築に対応しております。ご要望に応じて建物形状と寸法をコンピューターに入力し、独自開発した生産システムで作図から生産データを作成いたします。
システム建築は1ミリ単位でフレキシブルに応えるオーダーメイド感覚の建築です。
また、断面を自社開発した構造解析ソフト(Scapy3D)で算出し、超高層ビルや橋梁で用いる高張力材を採用することで最大無柱スパン60m、中間柱有りで最大120mの大空間を実現しました。

設計から製作まで専用工場で一貫処理による制度の高い工業化製品になります。
大臣認定：Hグレード工場で生産される鉄骨を使用することで高品質な鉄骨造を実現しています。また、建物にとって、とても重要な接合部は高力ボルト引張り接合であるエンドプレート接合を採用しているため高品質で高耐久です。
屋根については主に「ガルバリウム鋼板」を採用しており、腐食に強く一般的に使用されている「亜鉛メッキ鋼板」に比べ、3～6倍の耐久性があります。また、それを支えている専用金物は施工性、水密性、耐久性に優れた専用ファスナーを使用しており経年変化による劣化を防いでいます。
先の大地震においても多くの建物が倒壊、半壊の状態であったにも関わらず、この工法で建てられた建物は被害を受けず、現在も変わらず使用できております。日本で起こり得る大地震や台風などの災害に対しても高い耐震性能を持っております。