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倉庫を建てたい! 倉庫建設の基本と費用目安~安く建てる方法を解説

新型コロナウイルスの影響でEC市場が急拡大した昨今、物流業界における「物流倉庫」の需要が高まっています。便利なネットショッピングは今後も利用が続き、一層EC売上の増加が見込まれる中で、検品や配送などの物流機能を備えた倉庫が特に重要となってきています。

しかしながら、倉庫建築には大きなコストが伴うのも事実です。

そこで今回の記事では、倉庫を建てる時に決めるべき基本的な内容と、コストを抑えつつ効率的で機能的な倉庫を建てる方法などをお伝えしますのでぜひ参考になさってください。

倉庫を建てる時に決める 基本内容

倉庫を建てる際には、効率的な配置とレイアウトの決定が不可欠です。特に、保管する物品の形状や特性に合わせて、レイアウトや荷積み方法を考慮することが重要です。

例えば、大型機械や重量物を保管する場合は、荷降ろしや荷積みのしやすさを考慮したスペースの確保が必要です。一方、小さな商品を多数保管する場合は、商品の出し入れが容易で、かつ効率的な配置が求められます。

これらは、倉庫(建物)の高さや倉庫内の柱の間隔を決定する際において、また、搬入や搬出の仕方によって異なる建物の開口部の設計を決定する際に非常に重要です。

 

次に、倉庫内での運搬方法を考えることも大切です。たとえば、フォークリフトやカートなどの運搬車両を使用する場合、床材は耐久性と安全性を確保するために、滑りにくく、重量に耐えうるものを選ぶ必要があります。また、人力での運搬が主な場合は、滑りにくさと歩きやすさを重視した床材を選ぶことが望ましいです。

 

保管条件の面では、温度管理も重要な要素です。食品や医療品など、温度に敏感な物品を保管する場合は、適切な温度管理システムの導入が不可欠です。一方で、温度管理がそれほど重要でない物品を保管する場合は、そのようなシステムにかかるコストを削減することも可能です。

 

そして最後にこれらの要素を踏まえた上で、倉庫全体の導線計画を立てることが大切です。入庫から保管、出庫までの流れをスムーズにすることで、作業の効率化と時間の短縮が図れます。このように、倉庫の配置やレイアウトを決定する際には、保管する物品の特性や運搬方法、保管条件などのさまざまな要素を総合的に考慮することが大切です。

 

倉庫を建てる際の費用目安

実際に倉庫を建てる際の費用の相場ですが、倉庫を建てるエリアや個別に異なる建築条件や倉庫の仕様などによっても大きく異なりますが、システム建築をはじめ、倉庫建築工法の7割は『鉄骨造』ですので、一つの目安として以下を参考にしてみてください。

 

・全国平均坪単価

約46万円/坪

 

・東京都平均坪単価

約49万円/坪

 

 参考:国土交通省  建築着工統計調査

 

 

なお、2021年時点での全国平均坪単価は「43.1万円」でしたので、現在、建築費が高騰している事も分かります。

そして東京都内の倉庫建築は比較的坪単価が高い傾向にあります。

敷地面積が狭い傾向にあるうえ、防火地域・準防火地域に該当するケースも多くあり、倉庫建築にかかるコストが高く、そして、埋め立て地などの地盤が軟弱なエリアでは基礎工事として「杭工事」を行う必要があることも多いため、より一層、工事費用が高くなる可能性もあります。

 

このように、倉庫を建てるには多額のコストが掛かることから、古くなって劣化が気になる状態の倉庫を使い続け、新規の倉庫建設をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

倉庫を使用するビジネスで利益を生むには、倉庫の建設・維持・管理にできるだけコストを掛けないという選択を迫られますが、性能と安全性を兼ね備えた倉庫がビジネスの成功に係わることは確かです。

 

そこで次の目次では、新たに倉庫建築を検討している方のために、倉庫建設のハードルを下げる「新しい」倉庫建設工法をご紹介したいと思います。

倉庫を安く建てるための工法選び

安全面と性能の高さは落とさずに倉庫をできる限り安く建てるための策として、「システム建築」の選択が挙げられます。

システム建築は実にコストパフォーマンスに優れた建築工法で、在来工法と比較しても多くのメリットを持っています。

 

まず、システム建築の大きな特徴は、工場であらかじめ製作された部材を現場で組み立てるという点です。

これにより、現場での作業量が大幅に削減され、建築期間の短縮が可能になります。短期間での建設は、工事に伴う人件費やその他の経費を削減し、全体的なコストダウンにつながっています。

もう一つ、部材の標準化によりコストを抑えている点もポイントです。

標準化された部材を用いることで、個別の設計や製作にかかるコストを削減し、また品質の均一性を保ちやすくなります。標準化された部材を使用するため、追加や変更が生じた際にも現場で対応がしやすいというメリットも。

一方の在来工法では、すべての作業が現場で行われるため、工期が長めであり、そして職人の技術に左右されることがあります。

自由度は若干下がる点もありますが、耐久性や耐用年数、汎用性、といった倉庫を建設する際に気にされることの多いポイントは在来工法と大差ないことが多く、長期的な視点においてコストパフォーマンスに優れたおすすめの工法です。

 

冒頭でもお伝えしたように、特に東京都内の倉庫建築費用は高い傾向にあります。

建築予定地の再考や倉庫の中身(仕様)に関する削減などが見込めない場合、どうしても倉庫建設の予算に制限が発生します。このような時に、在来とほぼ同等の倉庫を低コスト・短納期で建てられるシステム建築は、予算管理に大きく寄与する選択肢として非常に有効ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

資材の高騰も騒がれる中、倉庫の建築費用はなかなか下がらない状況が続いています。

倉庫を建てたいけれども予算が厳しい、そのような時は、建築予定地の見直しをはじめ、コストダウンが図れる建築工法の選定がポイントです。

 

株式会社スイコウでは、在来工法での倉庫建築経験も豊富にありますので、企業様ごとに異なる理想の倉庫建設において、用地選定から基礎工事、倉庫建設から維持・修繕まで、ワンストップで対応が可能です。

倉庫建築のコストダウンやご相談はぜひ当社まで、お気軽にご相談ください。

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